「子どもが発達障害の場合、高確率で親にもその傾向が見られる」とか「生育環境が原因で発達障害になる」など、あなたもそんな噂を耳にしたことがあるかもしれません。
そもそも発達障害は遺伝するものなのか、それとも環境により発症するものなのでしょうか?
この記事では“発達障害と遺伝や環境の関係性”について解説していきます。
そもそも発達障害は遺伝するのか?
結論から申しますと、その可能性は非常に高いと言われています。というのも現在はまだ詳しくは解明されていないものの、“発達障害は遺伝と生育環境が複雑に絡み合い発症している可能性が高い”と考えられており、実際に遺伝が疑われる症例が多く確認されているようです。
ちなみに筆者の両親にも今で言う発達障害的な傾向が見られましたが、当時はまだ発達障害の概念が存在していなかったことや社会生活への支障などの困りごとは特になかったため、彼らは健常者として生活していました。
そのため、やはり個人的にも発達障害の特性が親から子どもに遺伝する可能性はかなり高いと思っております。
生育環境との関連性
前述の通り発達障害は遺伝だけではなく、生育環境とも関連性があると言われています。つまり子ども時代に本人が置かれていた環境によって、成人後にどの程度社会生活に支障をきたすかが決まってしまうというわけですね。
詳しく説明すると、子ども時代に周囲から正しい理解や配慮が得られたり療育を受けることができたなど本人にとって適切な環境で過ごすことができた場合は、成人後に社会生活への支障を最小限に抑えることができると言われています。
一方で、子ども時代に周囲からの無理解にさらされたり否定され続けるなど本人にとって不適切な環境に置かれていた場合は、二次障害を発症するなど特に成人後の社会生活に大きな支障をきたす結果になってしまうのです。
(ちなみに両者は遺伝により全く同じ特性を持っている場合を想定しています)
その他の説
上記の他に、発達障害は時代の変化により生まれた概念だという説も存在しています。現代社会では仕事をする際には何よりも協調性や正確さが要求され、ミスが絶対に許されないような風潮がありますが、一昔前には多少のミスなどは周囲からフォローしてもらえていたため、現在で言う発達障害の特性を持っている人々にも居場所が確保され、それほど問題にはならなかったのではないかという説です。
まとめ
上記の通り、発達障害は遺伝と環境が複雑に絡み合い、さらには時代の変化にも影響され当事者は社会生活への支障や特有の生きづらさを抱えてしまうというわけですね。発達障害は先天的な脳の機能障害のため、非常に残念ながら発達障害を根本的に治療することは不可能ですが、特性とうまく付き合うことができれば、困り事を軽減させたり二次障害を予防することは可能ですので、ご自分に合った対応策を探してみてください。
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