こちらはその2になります。
その1はこちら。
はじめて発達障害の存在を知った20代前半の頃
大学を退学後1年程経過してパニック障害の症状が少し落ち着き、生活が苦しかったため単発のアルバイトなどをやってみたのですが、コミュニケーションの問題や臨機応変な対応ができない、マルチタスクがこなせない、指示が理解できない、仕事が覚えられないなど、とにかく発達障害特有の症状が非常に目立ち、最終的には体調を崩してしまい長続きせず。23歳のときに偶然ネットで発達障害に関する記事を読み、私はこのとき初めて発達障害の存在を知ったのです。
あまりにも自分の症状と重なる部分が多かったため母に言うと、母は知識や経験がないにもかかわらず「あなたは障害ではない」などと頭ごなしに否定。
詳しく調べると発達障害者支援センターという発達障害の相談窓口があることがわかり、診察を受けたいと思い、相談してみることにしました。
そして、そこから紹介された発達障害の専門医から"自閉スペクトラム症"との診断を受け、障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)の申請を手伝ってもらえることになりました。
ところが、やっと支援が受けられると安心したのも束の間。その発達障害者支援センターというのが今思えば悪徳業者で、さらにはそこから紹介された就労移行支援事業所も同じくだったのです。
そしてこの後、私は更なる障害者ビジネスの闇を知ってしまうことになるのです。
彼らは利用する意思のない者に対して脅迫紛いな発言をして強引に契約させたり、利用者に何かと金銭的な負担をさせようとしたり(交通費や昼食費が全額自腹なのはもちろん、プログラムの参加費を徴収するなど)、利用者の意向を無視する、障害に対する理解や配慮が一切無い、困り事を相談したところ障害に対して無理解な発言や暴言を吐かれるなど、とにかく利用者には人権がなく、素人目にも明らかに不適切で悪質な対応をされました。
さらにはプログラム内容に関しても非常にレベルが低く(この件をスタッフに指摘したところ逆ギレされた)、正直意味があるとは思えませんでした。
(実際こちらを辞めた約二年後に働いた際、利用前と同じく発達障害に起因する問題が多発し最終的には短期間で退職。詳しくは後述)
これ以上時間を無駄にしたくなかったことや、当初から事業所自体やスタッフの対応にも違和感を感じていたため、度々両者スタッフに辞めたいという旨を相談していたものの強引に引き留められ、スムーズには辞められず。
しかも最終的には再び辞めたいという旨を相談していた際に担当スタッフと口論となり、それが原因で私は体調を崩し通所を続けること困難になったこともあり、彼らとは強引に縁を切る形になりました。
しかし、それから私の体調はますます悪化し、まともに睡眠や食事も取れずほぼ寝たきりの状態になってしまいました。
さらには幻覚症状まで現れ、上記の件から1ヵ月ほどが経過したある日、私は救急搬送されたのです。
はじめての出来事でどうすれば良いかわからなかった母は、すぐに救急車を呼び、救急隊員の指示により前述の発達障害者支援センターと就労移行支援事業所に連絡をしたらしく、それにより搬送先の病院が決まったとのこと。
その病院というのが彼らと繋がりのある精神科病院で、私はそこの閉鎖病棟内の保護室(隔離室)に数カ月間強制入院(医療保護入院)させられてしまいました。
私にとって、これが人生初の入院でした。
入院中、医師からは身に覚えのない症状を伝えられた上、病名や処方された薬(退院するまで薬の名前すらわからず)や長期間入院しなければならない理由などの説明は一切なく、治療方針などにも納得できないまま入院させられたのです。
前述の発達障害者支援センターや就労移行支援事業所と同じく、患者には人権などありませんでした。
入院時、具体的な説明がない状態で母は病院側の指示に従って書類にサインしたところ、私が強制入院になってしまいとても驚いたとのこと。
しかも入院により、この件がなければ必要なかったであろう高額な医療費を請求されてしまい、結局は私と母が不利益を被る羽目に。
この強制入院は、恐らく私が前述の事業所のスタッフに対して頻繁に利用する意味があるのかを質問していたため、私は彼らに嫌われており、それによるものだったのでしょう。
退院後にも発達障害特有の症状が……
その後は、ようやくストレスから解放されたためか、とても体調がよくなりました。しばらくしてから体調が安定していたことと、生活が苦しかったためハローワークから紹介された障害者枠の仕事をやってみたのですが、仕事自体が自分に合っておらず。
コミュニケーションの問題に加え不注意や臨機応変な対応ができない、指示が理解できない、仕事が覚えられない、マルチタスクがこなせない、ミスが多い、メモが取れない、要領が悪い、忘れっぽい、雑談ができない、仕事のスピードが遅い、暗黙のルールが理解できない、叱られても理由が理解できないなどの発達障害特有の症状が浮き彫りに。
とにかく健常者にはできて当たり前と思われるようなことができず。
しかも頑張れば頑張るほど空回りするという事態に陥ってしまったのです。
一応会社側に発達障害のことは伝えており、当初あちらは配慮するとは言っていたものの実際には理解や配慮は一切受けられず。
パワハラが当たり前のように行われ、上司に暴言を浴びせられたり、私が仕事ができないことを嘲笑される、面白がってわざと無茶な要求をされる、「努力不足」などと罵られるようなこともありました。
人間関係がうまくいかず、さらには仕事自体も私が苦手なことばかりを寄せ集めたような内容だったため、その後それまで数年間症状が落ち着いていたパニック障害が再発し、抑うつ(中学2年の頃とほぼ同じ症状)、吐き気(嘔吐)などの症状もでてしまい、結局その仕事は短期間で退職。
やはり一般的な働き方は自分には合わないと思いました。
それから暫くは以前の病院で強制入院させられたトラウマからすぐに病院には行けなかったものの、流石に耐えられなくなり精神科を受診することに。
その後別の就労支援事業所を利用するも……
当時通院していた病院の主治医からの強い勧めにより成り行きで前述とは無関係の就労継続支援事業所を利用することになってしまったのですが、スタッフとのコミュニケーションがうまくいかず(どこが悪いのか説明を受けても理解できず、さらにはそれをスタッフに説明しても理解されず、支援があった筈にもかかわらずこれらの問題は解決しなかった)、それが原因で体調が悪化。私はごく稀に居る才能を持っていてそれを仕事に生かせるタイプの発達障害者でもなく、能力が高いわけでもないため、やはり私のような人間は就労には向かず、働いて給料をもらう価値すらないのだと落胆。
(過去に仕事でも上司から「お前には給料を支払う価値はない」というような趣旨のことを言われ、就労支援のスタッフにも遠回しに同様のことを言われた)
その後、過去のトラウマがフラッシュバックしてしまい抑うつが悪化。
これでは全く問題の解決にはなっておらず、悲観的にならざるを得ませんでした。
これ以上利用を継続していても現状は改善されないと判断し、主治医に相談することなく短期間でその事業所を辞め、同時に通院先とも縁を切りました。
やはり今後二度と上記のような福祉サービスを利用したいとは思えませんでした。
現在
その後、数年前までは在宅で短時間の仕事をしていましたが体調を崩し、現在は定期的に上記とは無関係の精神科に通院しながら自宅療養中です。上記のような経緯から障害福祉サービスを信用できないため、私は現在独学でプログラミングを学習するなどして、発達障害であってもこれらのサービスに頼ることなく、他人に迷惑をかけず健康的に自分らしく生きられる方法を模索中。
もしも発達障害の特性に合った良い生き方をご存知の方がいらっしゃいましたら、是非コメントなどで教えていただければ幸いです。
また、上記はあくまでも筆者個人の体験であり、全ての障害福祉サービスが悪徳業者というわけではないと思われますので、どうかこれから発達障害の診断を受けることを検討されている皆さまが、このような悪徳業者に出会うことがありませんよう、心よりお祈りしております。
悪徳業者の撲滅のためには制度の改正が必要だと思われますので、いつか署名活動などを通し、国に対して働きかけることができればと思っております。
参加中!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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