一昔前までは“発達障害は子どもの障害で成人すると症状が落ち着いていく”というイメージが世間では定着していました。
しかし近年では成人期になってからその特性によって様々な問題を抱え、発達障害と診断されるケースが非常に増えています。
この記事では、いわゆる“大人の発達障害”について詳しく解説していきます。
“大人の発達障害”とは
大人の発達障害とは、その名の通り発達障害のうち成人期になってから判明し診断されるものを指します。
子ども時代に診断を受ける場合とは異なり周囲からのサポートが受けにくく、さらには診断前から既に二次障害を発症してしまっている確率が高いなど、子どもの当事者に比べて問題が深刻なのが特徴。
なぜ成人後に診断されるのか
通常、発達障害は生まれ持った脳の機能障害のため、幼少期からその特性が出ているものです。
しかし環境によっては特性があまり目立たないケースや、本人は違和感を感じながらも周囲に対して困り事をうまく説明することができなかったり、周囲からの無理解や無関心などにより見過ごされてしまうケースが存在するのです。
そして成人後に環境が変わり就労でつまずくなどした結果、自力で情報を集めるなどして受診に至るというわけですね。
筆者もまさにそうでした。
上記のようなケースは特に知的障害を伴わない場合に多いと言われています。
受けられる支援
- 障害者雇用
- 就労支援(就労移行支援・就労継続支援)
- 精神障害者保健福祉手帳の交付
- 障害年金(症状による)
まとめ
以上、大人の発達障害についてご理解いただけましたでしょうか。
子ども以上に問題が深刻であるにも関わらず日本では(特に知的障害を伴わない場合)支援が受けにくいなど、まだまだ世間一般からの認知度は子どもの発達障害以上に低いのが現状。
そのため、この点に関しては情報発信などを通して世間に対して正しい理解を広めていく必要があると感じます。
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